ChatGPT活用例

【医学部面接対策】ChatGPTを活用した無料の模擬面接をガイド!【現役医師が解説】

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この記事はこんな人におすすめ

  • 医学部の受験生
  • 医学部の面接に不安を感じている
  • ChatGPT Plus(有料)に登録するのは不安

この記事を読まれている方は医学部面接の試験準備に不安を持たれていると思います。

あなたと同じ悩みを持った方は多いです。

そこで

「医学部面接GPTs」という医学部の面接の練習ができるAIツールを作成しました。

↓↓↓

「医学部ひとりで模擬面接」

「医学部ひとりで模擬面接」について詳しく知りたい方へこちらへ

受験生必見!ChatGPTを使った医学部模擬面接ツール「医学部ひとりで模擬面接」の効果的な使い方【現役医師が徹底解説】

「医学部ひとりで模擬面接」を使うにはChatGPT Plus(有料)の登録が必要で、

20$/月の費用がかかります。(日本円で約3000円程度)2023年11月時点

「受験は1回だけだし」

「そこにお金はかけられない」

「まずは無料でできないの?」

「医学部ひとりで模擬面接」を使うよりは手間がかかってしまいますが、無料で「医学部ひとりで模擬面接」のようなことをする方法もあります。

この記事では、「医学部ひとりで模擬面接」のようにChatGPT【GPT-3.5(無料)】を使って、

模擬面接を行う方法を具体的に解説します。あなたの医学部合格の力になれたら幸いです。

Dr.ちゃろ(私)と「医学部ひとりで模擬面接」

私(Dr.ちゃろ)は現役の泌尿器科専門医として勤務する傍ら、この「医学部ひとりで模擬面接」を作りました。私自身、医学部の受験生として面接の重圧を経験し、その後、医学部を卒業しました。医師となる過程で、多くの受験生が面接で苦労していることを実感しました。大学病院で研修医の指導にも携わり、彼らの経験してきた不安をよく理解しています。これらの経験から、受験生が面接で自信を持てるようサポートするツールが必要だと感じ、「医学部ひとりで模擬面接」の作成に至りました。「医学部ひとりで模擬面接」は受験生にとって有益なツールだと考えますが、ChatGPT Plus(有料)の登録が必要になってしまうため無料で似たようなことをやりたい!という要望に応えてこの記事を書きました。

ChatGPT(チャットGPT)

OpenAIが開発した先進的なAIチャットボットです。自然言語処理技術を利用して、人間のような対話が可能であり、医師の仕事をサポートしてくれる、強力なツールです。

具体的には論文執筆・学会発表・教育・診療の分野での活躍が期待されています。

▼ChatGPTについて詳しく知りたい方はこちら▼
「ChatGPT(チャットGPT)」の使い方と業務効率化を徹底解説【医師・医療者必見!】

2023年11月のアップデートで「GPT Builder」が使えるようになり、重要な「プロンプト」(上手な質問)を事前が登録してあり、質問に答えていくだけで思い通りの答えが得られやすくなるChatGPTを作られています。

その「GPT Builder」を使用し医学部の面接の練習ができるように作成したものが「医学部ひとりで模擬面接」です。

医学部ひとりで模擬面接

「医学部ひとりで模擬面接」とは

GPT Builderで作成した医学部の面接を想定し、練習ができるAIツールで、ChatGPTの中でChatGPT Plus(有料)の登録で使えます。

学校別の「よくある質問」を参考にChatGPTが模擬面接官となり面接を行います。

これにより一人でも、どこでも、かんたんに模擬面接が可能!

「医学部ひとりで模擬面接」の特徴

医学部の学校別面接に特化したGPTsです。

医学部面接の学校別よくある質問に対するあなたの答えに対して、ChatGPTからのフォードバック(良い点、改善点)が得られます。

普通、模擬面接+フィードバックは

・一人ではできない

・どこでもできるわけではない

・模擬面接官と打ち合わせをしたり、かんたんには終わらない

▼これらの問題を「医学部ひとりで模擬面接」は解決します▼

「医学部ひとりで模擬面接」

デメリット

「医学部ひとりで模擬面接」自体の使用は無料です。

しかし、「医学部ひとりで模擬面接」を使うにはChatGPT Plus(有料)の登録が必要で、

20$/月の費用がかかります。(日本円で約3000円程度)2023年11月時点

そこで「医学部ひとりで模擬面接」のようにGPT-3.5(無料)を使って、模擬面接を行う方法を解説します。

GPT-3.5(無料)を使って「医学部模擬面接」

GPT-3.5(無料)の使い方

まず、パソコンやスマホから「ChatGPT」公式サイトにアクセスし、登録が必要です。

「ChatGPT」公式サイト

パソコンでChatGPTの登録をする手順は、次のとおりです。

・ChatGPTの公式サイトにアクセス 「ChatGPT」公式サイト
・「Sing up」を選択
・メールアドレス、パスワードを入力
・メールが届く
・名前と生年月日を入力する
・電話番号を入力
・届いたコードを入力
・完了です

登録が完了したら

ここに質問を記入していきます。日本語でOKです!

ChatGPTを上手に使うには「上手に質問」することが大切です。

上手な質問 =「プロンプト」 と認識してもらえたら大丈夫です。

この「プロンプト」が重要で「プロンプト集」のようなサイトが検索の上位に表示されています。

「医学部面接GPTs」のようにGPT-3.5(無料)を使って、模擬面接を行うための「プロンプト」を解説します。

実際のやり方

赤い枠が質問入力欄です。

まず、①のプロンプトを入力します。

・あなたは医学部の面接官です。

・「○○大学」の面接をしてください。

・下記の「よくある質問」の中から質問してください。

・「よくある質問」:○○○○  

次に、②

・回答に対して想定される追加の質問をしてください。

最後に、③

・私の回答に対して良かった点を書く、また、もっと良くするための改善点も提示してください。

・改善点は具体例も示してください。

手順

・この「プロンプト」をコピーしてChatGPTの質問欄にペースト

・「○○大学」を受験する大学名を入力

「よくある質問」の○○○○のところに志望大学のよくある質問を入力します。(1つずつの入力がおすすめです。2個以上の質問を入力すると同時に質問されてしまい、効果的な模擬面接になりません。)

*「よくある質問」は医学部受験ノート|武田塾医進館が運営する医学部情報メディア内の【医学部面接】82大学の質問内容や対策・練習のコツを紹介という記事の「国公立大学医学部面接まとめ」「私立大学医学部面接まとめ」が参考になります。本当によくまとめられています。

これでGPT-3.5での模擬面接ができます。

GPT-3.5(無料)とGPT-4(GPT Plus 有料)の違い

能力日本語画像生成
GPT-3.5 自然言語を理解
GPT-4   より、「抽象」を理解できる

GPT-4はGPT-3.5の比較では

米国司法試験の模擬試験でGPT-3.5では下位10%程度の成績であったが、

GPT-4は上位10%の成績と大きく出力の精度が向上していたという能力の差があります。

医学部面接GPTsでは

「医学部ひとりで模擬面接」ではGPT-4を使用しています。

また、「開始(start)」とクリックするだけで模擬面接が開始。

自分で「プロンプト」編集、入力する必要がありません。

最新のAI技術で、すぐに、かんたんに模擬面接を使いたい方は「医学部ひとりで模擬面接」を使ってみてください

↓↓↓

「医学部ひとりで模擬面接」

模擬面接比較【GPT-3.5(無料)と「医学部ひとりで模擬面接」】

模擬面接比較

GPT-3.5(無料)

入力

・あなたは医学部の面接官です。

・「東京大学」の面接をしてください。

・下記の「よくある質問」の中から質問してください。

・「よくある質問」:なぜ本学を志望するのか

入力

研究が盛んにおこなわれており、私も医師として研究に携わりたいと考えているからです。

入力

私の回答に対して想定される追加の質問をしてください。

入力

私の回答に対して良かった点を書く、また、もっと良くするための改善点も提示してください。

「医学部ひとりで模擬面接」

既に配置されている「開始(start)」をクリック

入力

東京大学です。

入力

私は医師として医学研究に携わりたいと考えており、医師になりたいと考えました。

入力

終了

GPT-3.5 医学部ひとりで模擬面接(GPT-4) 
簡易性
回答精度
実際の面接感
質問の処理速度
使うための費用
(無料)

(有料:GPT Plusに登録)
その他自分で聞かれたい事を入力自動で質問してくれる

GPT-3.5(無料)は処理速度と費用にメリットがあります。

しかし、 医学部ひとりで模擬面接(GPT-4)を使ってしまうと、

もうGPT-3.5(無料)は使えないと思います。

「ChatGPTに慣れたい」という方はGPT-3.5(無料)でも良いかもしれませんが、

おすすめは 医学部ひとりで模擬面接(GPT-4)です!

ChatGPTで模擬面接を使う際の注意点

情報の取捨選択が必要

「ChatGPT」の情報がすべて正しいとは限らない点に注意が必要です。

「ChatGPT」を使うときには「ファクトチェック」と呼ばれる得られた情報が正しいか間違っているかの確認が必要と言われています。

ChatGPTの質問や回答はあくまでも自己判断の参考とすべきであると考えています。

特にChatGPTから「模範解答」のような表現で提示される場合もあるかもしれませんが、

その答えを受験校で答えたから受かる。ということでは無いということはご理解ください。

最新の情報ではない可能性

医学ニュースの話題などではChatGPTの情報が最新ではない可能性があります。

アップデートにより、ChatGPT内の情報は新しい情報に更新されますが、

ChatGPTを使ったタイミングとアップデートのタイミングが離れている時などは注意が必要です。

個人が特定できるような情報の入力には注意

「ChatGPT」に入力した質問は蓄積されて、学習される可能性があります。

個人を特定できる答えを入力すると最終的に他人に引き出されてしまう可能性も否定できないということです。

そのため個人を特定できる情報を安易にChatGPTへ入力することは控えましょう。

「2021年8月に○○中学在学中に△△市のイベントで表彰されました」

と記載して、それがネット検索で回答者本人が特定されてしまうなら、

ChatGPTへのこのような具体的な内容は避けたほうが良いと考えます。

同じ内容ならざっくりと「中学在学中に地域のイベントで表彰された」のような答え方が良いでしょう。

Q&A

Q1 GPT-3.5(無料)で十分な医学部面接の準備ができますか?

A1 面接の準備はできますが、手間がかかってしまうため可能なら「医学部面接GPTs」(GPT-4)の使用がおすすめです。

Q2 全国の医学部の模擬面接ができますか?

A2 GPT-3.5を使う場合はご自身で「よくある質問」を入力するため、全国の医学部の模擬面接が可能です。一方で「医学部面接GPTs」はご自身で「よくある質問」を入力しなくても全医学部に対応しています。

気になる点などあれば「お問い合わせ」から質問してください。実際使用した感想など、答えられるものは直接またはQ&Aコーナーにて回答させていただきます。

まとめ

GPT-3.5(無料)を活用することで、医学部面接の準備が無料でできます。

ただし、「医学部ひとりで模擬面接」(GPT-4) ほどの精度や簡単さは無いのが少し残念ですが、

無料でできるため一度、使ってみる価値はあります!

この記事を読んで得た知識とプロンプトを使って、医学部面接に自信を持って臨んでほしいと思います。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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